2016

12
30

千葉県職員の女性、休職中にソープランド勤務で懲戒処分に

 

休職中にソープランド勤務の女性職員 約200万円の収入で千葉県が懲戒処分に

休職中に風俗店で働いていたとして、千葉県は2016年12月27日、健康福祉部の出先機関で働いていた女性職員(37)を地方公務員法(兼業禁止)違反として、停職6カ月の懲戒処分にしました。
女性は「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」などと話し反省し、同日付で依願退職しました。

女性は2014年に入庁しましたが、2016年の中ごろから病気のために休職。休職期間だった9月下旬~12月の上旬に都内のソープランドに勤務していました。
都内のソープランドで女性は約40日間勤務し、約200万円の収入を得ていたといいます。また、この期間は千葉県からも給料の8割が支給されていたため、女性は二重に収入を得ていたことになります。
産経ニュースなどによると2016年11月1日に、ソープランドの具体的な店名を挙げた匿名通報があり、本人に聞き取り調査をしたところ事実を認めたといいます。
千葉県側は女性に風俗店を辞職するよう説得しましたが、女性は「休職後に家庭の事情から多額の資金が必要になったため、風俗店に勤務せざるを得なかった」と勤務を継続していたようです。


参照元:huffingtonpost

身バレ対策はお店だけでは限界がある。

 

本記事において、風俗店のオーナー様が注目できるであろう点はおそらく2点ほどあるでしょう。

ひとつめは、「あれだけ“安定”といわれている公務員であっても風俗嬢をやっていかなければ苦しい人がいる」ということです。
特に、近年公務員では非正規職員や非正規採用として働く人が増加しています。いくら公務員で安定しているとはいえども、“非正規”という但し書きがつけば話は別。契約期間が満了したら退職という場合もあり得るので、ニュースの女性のように風俗で働きたいと思う層も必ずいることでしょう。
公務員や銀行員など“お堅い”職業といえば、なかなか風俗業とは無縁かもしれませんがこういった情報を知っていることでターゲットに刺さる求人活動ができるかもしれません。

ふたつめに、「身バレ対策」を万全に講じておきましょうということです。
特に受付所がない派遣型風俗では容姿の確認なく、男性のお客様のお名前や居住エリアだけの情報だけを基に女性キャストを派遣してしまうお店も少なくないでしょうから、今回のケースのような匿名通報の可能性はソープランドよりも高まります。
お店では万全の処置をしているつもりでも、女性キャストの中には「この子には言っても大丈夫かも……」などの油断から、風俗店に勤務していることをみずから特定の人にカミングアウトしてしまっているという人もいらっしゃるかもしれません。
それは一概に“自己責任”なので、お店側に口止めを封じる義務はないのですが、面接時に「身バレしないようにお店では最大限の努力をしているけれど、自分で言っちゃったりするとこういったこと(今回のニュース)になる可能性もありますよ。」という話をするだけでも、女性の身バレに対する意識が少しは変わるかもしれません。

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