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2016
06
02 -
風俗業界にもいる?ニュースから見る貧困女性の共通点2つ
富裕層が増える一方、貧困層も増えている
近年のアベノミクスで、大企業や官僚と呼ばれる人々の生活水準がV字回復するなか、それとは逆に「貧困層」に転落してしまう人もいます。
中でも深刻だといわれているのが「未婚(離別・死別も含む)女性の貧困化」です。
風俗業界の扉を最もたたきがちだといわれているこれらの貧困女性について、デリヘルや交際クラブ・メンズエステのオーナー様も理解しておくに越したことはないでしょう。
今回は「数年前までは普通より豊かな暮らしをしていたのに、家族との死別や恋人との出会いで今や貧困層に転落してしまった女性」のお話を掲載させていただきます。
ヒモの彼氏と「本気」で交際し続ける女性
今回のお話の主人公は今井直子さん(仮名・34歳)。
名門大学を卒業し、旅行代理店に就職するも、過労とストレスによるうつを発症し2年で退社。
現在は神奈川県川崎市にある、家賃4万円の木造アパートに住みながら、倉庫運営会社の契約社員(業務内容は在庫管理で勤続6年)として働いています。
学歴を見る限り決して低年収になるような人ではないのに、なぜこのような生活をしているのでしょうか。直子さんは6年ほど前まで、よくいる“パラサイト・チルドレン”でした。
専業主婦の母親が身の回りの世話を任せ、毎月10万円近くのお小遣いをもらい、一緒に銀座や横浜の百貨店、ショッピングセンターに買物に出かけて好きなモノを買ってもらう“並以上”の生活。
しかし会社を経営していた父親が急死し、会社が破たんしたことで状況が一変し事業を持ち直すことができなかったようです。
現在の直子さんの仕事や収入は「1日座っているだけの在庫管理の仕事で、手取りは月15万円。」とのこと。
とはいえども新卒で2年間働いていた間のお給料は手付かずですし、現在の手取りも15万円ほどなら
- ● 家賃は4万円で日当たりが悪い
- ● 食事のメニューも麺類中心の切り詰めた生活
- ● 生理ナプキン代を節約するために、会社のトイレや、会社の飲み会で行く居酒屋から失敬することもある(単位は10-20個ともはや窃盗に近い)
- ● 化粧品は試供品で賄う
ここまで切羽詰まった生活をする必要はなさそうです。
なぜ彼女の生活はここまで余裕がないのでしょうか。
その理由は交際相手なのだとか。
「付き合って1年になる彼が難病なんです。だから、その治療費のために、毎月5~6万円渡しています。」
しかし直子さんはこの交際相手の病名(長いので忘れてしまったとのこと)も、通っている病院もわからないそうです。
この彼氏と出会ったきっかけは、会社の飲み会で行ったチェーン系の居酒屋でのナンパ。
直子さんが、お酒があまり強くないので、トイレの前で休んでいたら、彼が声をかけてきてくれたとのこと。
お水とガムをくれて、LINEで連絡先を交換したら、それからすぐに誘いがきて、その日のうちに難病を告白されたそうです。
ここまで読めば多くの読者様は「この交際相手が直子さんを騙している」ということを勘繰ると思いますが、彼女はかたくなに「彼は私を騙す人ではない。とても優しい。」と認めません。
直子さんが彼に援助した累計金額はざっと計算して300万円以上。しかし直子さんは
「お金のことは問題ではありません。彼が私のことを大切に思ってくれるかどうかが重要なのです。だから彼の助けになることはなんでもしたいし、これからもそうするつもりです。」
と言っています。
【貧困女子】自称難病の彼の治療費に300万円。元パラサイト女子の、心の闇 その1 その2 より要約
※すべての投稿は参照元サイトから閲覧できます
現実をしらない女性が増えている
この事例をみて参照元の筆者も指摘していましたが、多くの貧困女性の特徴に
- ● 周りを信じ切ってしまっていること(どれだけ理不尽なことをされても「騙されていない」と思う節があること)
- ● 自分がお金があるからこそ幸せな状況なのにもかかわらず「お金は大切ではない」と思っていること
の2点が挙げられます。
もしかするとオーナー様のデリヘルや風俗店・クラブのなかにもこういった傾向のある女性キャストはいらっしゃるかもしれません。
そんな女性キャストと一緒に働くことになったときがオーナー様やスタッフ様の腕の見せ所なのではないでしょうか。
もちろん、利益のためにも彼女たちの希望通りに彼女たちを稼がせてあげることが第一です。
しかし、ことあるごとに話をきいてあげたり、お金の大切さや人は信用できる人ばかりではないということを教えてあげるのも一つの役割なのかもしれません。
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