「学生カウンセラー・アンチエイジング新大阪女子高校！」摘発

2016 09 09

「学生カウンセラー・アンチエイジング新大阪女子高校！」摘発

風俗業界ニュース

「JKビジネス店」の2人逮捕　大阪府警

毎日新聞 9月7日(水)21時34分配信

大阪府警は2016年9月7日、女子高校生らに接待させる「JKビジネス店」で、男性客を相手にわいせつな行為をさせたとして、風俗店経営、川井明人容疑者（57）＝大阪市淀川区西宮原1＝ら2人を児童福祉法違反などの疑いで逮捕しました。
逮捕容疑は2016年6月に、自身が経営する大阪市東淀川区西淡路１の賃貸マンションのJKビジネス店「学生カウンセラーによるアンチエイジング　新大阪女子高校」にて、兵庫県の高校2年の少女（17）を客の男性会社員（40）に引き合わせ、個室でわいせつな行為をさせたとしていますが、いずれも容疑を否認しています。

大阪府少年課によると、「学生カウンセラーによるアンチエイジング　新大阪女子高校」はマンションの11室を利用。インターネットを通じて川井容疑者が集めた16~19歳の少女が少なくとも9人在籍し、30分6,000円などの料金で「女子高生によるカウンセリングが受けられる」と宣伝していました。
また、男性客が少女と交渉して追加料金を支払うと、性的サービスが行われるシステムもあったようです。

参照元：Yahoo！ニュース

まだあった「本物の女子高生」が接客するJKビジネス

警察当局も東京五輪に向けて目を光らせて摘発に励んでいるJKビジネス。

●　池袋で一大勢力を誇っていた「くりおね」の摘発
●　以前は摘発ができなかった秋葉原の“見学店”を興業法を駆使して摘発
●　興業法の許可を取って運営していた大塚の見学店に厳重注意を入れて廃業させる

など近年動きが活発化しており、その流れに従って「本物の女子高生が接待をする」お店は都内ではほぼゼロになってきたのではないでしょうか（潜っているお店まではさすがにわかりませんが……）。

そんな中大阪で営業を続けていた「学生カウンセラーによるアンチエイジング　新大阪女子高校」の営業実態はどのようなものだったのでしょうか。
実際に行ってきたというこちらのブログの内容の要所だけをピックアップしつつまとめました。

●　「女子高生が悩み相談に乗ってくれる」という大義名分で営業しているが、指名はマジックミラー越しに好みの子を選ぶという方式
15歳～19歳の女子高生が親身をもって悩み事、困りごとの相談にのります。

お好みの学生カウンセラーをマジックミラーでご指名いただきます。
女子高生のピュアな視点でカウンセリングしますので、今まで気づかなかった自分が見えてくるかも知れません。

参照元：「学生カウンセラーによるアンチエイジング　新大阪女子高校」
●　怪しい雑居ビルの5Fに受付がある。受付と指名をすますと別室に行くよう指導され、数分後に女の子が派遣される
●　このブログの筆者はトークだけのサービスだったようだが、中には個人交渉をして手コキや本番行為に及ぶ少女もいる
●　女の子への報酬は、普通に話をするだけだと2万円程度だが、手コキをすると7-8万円に跳ね上がる

「否認」はしているようだが……

このシステムで運営されていた「学生カウンセラーによるアンチエイジング　新大阪女子高校」。
お店として裏オプションが存在していたわけではない（あくまでも女の子と客との個人間で発生している）ので、容疑者たちは「全然違う」と容疑を否認しているとのことでしょうか。

しかし、もしそうであったとしても東京五輪にむけてJKビジネスは「本物の女子高生を採用していなくても」危ない状況に立たされていると言い切れます。
というのも、大塚の見学専門店の厳重注意の記事でも申し上げていますが、JKビジネスという業態自体が「出会い系喫茶」として当局には認識されているからです。風俗店を経営する際には「未成年」と「反社会勢力」の部分は厳守しましょうねというお話は再三にわたってしておりますが、気を付けても気をつけすぎることはないと踏まえておきましょう。

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