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2016
07
08 -
DVがエリートをも“崩壊”させる
DVという隠された貧困の一因
デリヘル経営コンシェルジュでは、以前も「沖縄の“貧困化”が止まらない」の記事で沖縄の貧困についてお話をさせていただきました。
平均年収は全国最下位、離職率は全国1位、そんな“貧困大国”の沖縄ですが、この島で貧困の実情を見ていると、一見して貧困の直接的な理由になっているように見えなくても貧困の一因になっている事象も見えてくるようです。
今回は「DVと貧困」の関係性にスポットライトを当てているこちらの記事を要約することで、貧困の実情を垣間見てみたいと考えています。
DVはエリートをも崩壊させる。
今回の記事の主人公は新垣玲奈さん(28歳、仮名)は、もともとは沖縄のヒエラルキーの頂点と呼ばれる国立琉球大学に在学していた沖縄の“エリート”ですが、現在は大学を中退し、那覇市内のソープランドに勤務しています。
学歴も申し分なし、しかも典型的な琉球美人でもある新垣さんがなぜ、ソープランドで働くことになったのか、それには在学中の元恋人によるDVが大きく関係しています。小中高と典型的な“優等生”、大学に入ってからも飲食店のアルバイトと共に学業を両立していたエリートだった新垣さん。
公務員試験を受けようと思っていた矢先の大学3年生のときに、自衛隊員の恋人と出会って同棲を始めたことで人生の歯車が狂いだしました。
同棲を始めた当初は一緒にいて楽しかったのですが、次第に新垣さんに金銭的な依存をするようになったのです。
食費・遊興費は新垣さんが支払い、毎月12万円の第二種奨学金はすべて彼に搾取されていきます。
さらに、彼は新垣さんを時間の面でも拘束しだします。彼の職場までの送迎もすべて新垣さんの“仕事”となってしまっていたのです。
この状況に耐えられず「もうできない」と新垣さんが彼に伝えたところから暴力は始まりました。
「蹴る、殴る。蹴る、殴るです。日常的に殴られるようになった。とにかく恐ろしかった。レポートやりたいって言っても、“はっ? まだ話終わってないし”って、やらせてもらえない。彼氏が怖くて時間を作れるように飲食店をやめて、時給のいいスナックで働き始めた。けど、今度は客に嫉妬されてもっとDVはひどくなった。カラダはあざだらけ、半袖のシャツは着ることができないくらい」
先の見えない暴力の恐怖に耐えかねて、新垣さんはそれまでの飲食店のバイトをやめて、時給のいいスナックで働きだします。
それでも彼の暴言や暴力はやむことがなく、ついに彼女は人が怖くなっていきました。
日常生活にも支障をきたし、ゼミの同級生の前でプレゼンができなくなり、不眠症も始まりました。時間どおりに通学ができなくなり、欠席が増えました。
友達の家や実家に逃げても、ひっきりなしにその彼からは電話がかかってくるのです。
その彼とはなんとか別れることができたのですが、新垣さんの恐怖はこれで収まりませんでした。
不眠症を患ってしまい飲食店や塾講師で働くことも困難となった新垣さんは、沖縄の風俗の「トップ」に君臨する松山のキャバクラに入店したのですが、ここのボーイだった2人目の恋人からもDVを受けるようになってしまうのです。
その結果、新垣さんが手を伸ばしてしまったのが“アルコール”。
仕事前に呑むだけだったのが朝から晩までお酒を飲むようになり、頻繁に記憶がなくて暴れたり、救急車で運ばれたりみたいなことを起こすようになって、最終的にはアルコールで入院するまでに症状は悪化しました。
手が震えるようになって、最悪のときは自力で立てなくなり、立てないときは、トイレに這うように向かう。
そんな重度のアルコール依存症で大学は2度目の留年が決まり、琉球大学を退学してしまったのです。
現在新垣さんは実家に戻って暮らしています。
精神状態と体調が悪い、当日にならないと出勤できるかがわからないキャバクラは無断欠勤、遅刻ばかりになってしまったので、店長から時間の融通がきくソープを提案されて今の状態に落ち着いているそうです。
毎日、お酒の誘惑と格闘しながら、体調がいいときは家事手伝いをして、自由出勤を許されているソープランドに電話をして出勤できる時間に、出勤する。
そして稼いだ2万円で1週間〜10日間を過ごし、お金がなくなったらまた出勤する。彼女はそんな生活を5年ほど続けています。
しかし、新垣さんも少しずつ前をむき出しているようです。
琉球大学中退で簡単な英会話ができる彼女は、今、沖縄中部にある米軍専門のデリヘルで働くか、上京してキャバクラか風俗をしながら、ひとり暮らしすることを薦められています。要は嫌なことがあった沖縄を出て、環境を変えたほうがいいのでは?という提案です。
「ひとりで東京に行くのは今の状態じゃ無理。米軍相手の店で働いて、段階的に違う景色の場所に行ければとは思う。だから、そろそろ引きこもりは卒業するかも」
参照元:琉球大エリートは、なぜ風俗嬢になったのか 彼氏からの激しすぎるDVが秀才を破壊した
風俗嬢もいるDV被害者
沖縄の貧困にフォーカスをしているこの記事では、「沖縄でDVが起こってしまう理由は、家族の相互依存のシステムが関係している。多くのケースで自立できない男性が配偶者や恋人に「どうしてもっと面倒をみてくれないのか」と責めるから」というような文言が見られますが、これは必ずしも沖縄に限ったことではないでしょう。むしろ絶対的な人口は東京のほうが多いはずなので、パーセンテージは少なくともケースの数では勝るのではないでしょうか。
もしかするとオーナー様の身近にもこういった事情で悩む女性がいらっしゃるかもしれません。そんなときに、このことを知っていれば、助けるまではいかなくとも
- ● 「それは普通じゃないよ」と進言しつつも話を聞いてあげる
- ● 本当に困ったときのためにお給料のすべてを渡してしまうのではなく何割かを積み立てておいてあげる
- ● 然るべき場所や人を紹介してあげる
など「何か」できることも生まれてくるのではないでしょうか。
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