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2015
11
09 -
秋葉原の風俗の摘発が激化か
東京五輪決定は、風俗店摘発のカウントダウン?
2020年の東京五輪開催に向けて準備が進む中、近隣の性風俗への取り締まりが厳しくなっています。
特に摘発が激化しているのが東京の秋葉原周辺です。
本記事では近年秋葉原で摘発された風俗店の事例を3つ考察を付け加えつつ取り上げさせていただきます。
事例1:日本人かと思いきや……外国人売春クラブが摘発
東京・JR秋葉原駅近くで外国籍の女性を中心に売春をさせ、およそ1億円を売り上げていたとみられるデリバリーヘルス店「赤いくつ」の経営の男が警視庁に逮捕されたとのこと。
2015年11月3日、デリバリーヘルス店「赤いくつ」が、JR秋葉原駅近くのレンタルルームの一室にタイ国籍の女性(36)を派遣し、60代の会社員の男性を相手に売春させたらしい。
警視庁は経営者の男(66)を逮捕したが、取り調べに対し「売春クラブなど経営していません」と容疑を否認している。
「赤いくつ」のホームページには日本人を中心に10人ほどの女性を掲載していたが、実際にはタイ人と中国人の女性2、3人に繰り返し売春をさせていたとのこと。
経営者は2つの店を経営していて、タイや中国など外国籍の女性を中心に売春をさせ、2007年ごろからの8年間でおよそ1億円を売り上げていたとみられてる。参照元:セクシーニュース
外国籍の女性を日本人と偽ってお客様に派遣していた経営者の摘発。
摘発の詳細な経緯はわかりませんが、ホームページに掲載されている女性と実際にサービスをする女性があまりにも違うためお客様が警察へ通報した可能性はありますね。
売春行為をしていたということはもちろんですが、外国人を雇っていたため入国管理局が動いて今回の摘発に至ったのでしょう。
今回のような派遣型風俗(デリヘル)の場合、外国人を雇えるケースは
- ● 日本人の配偶者がいる
- ● 定住者
- ● 永住者
- ● 永住者の配偶者
のみです。
つまり法令上、就労ビザや留学ビザ(もちろんノービザの場合も含む)で入国を許されている外国人の場合は、デリヘルで働いてはいけないわけです。
本番行為の斡旋はもちろんですが、それ以外の風営法や入国管理法もデリヘル経営者であればしっかり学んでおきたいものです。
事例2:JK「見学」店、ついに「興業場法」で摘発
東京・秋葉原で、マジックミラー越しに制服姿の女性が下着を見せていた見学クラブ「アイドル学園すた☆ぷろ」が摘発されたらしい。
警視庁保安課は2015年9月9日、マジックミラー越しに制服姿やスクール水着姿の女性を見学する「見学店」を無許可で営業したとして、興行場法違反容疑で、東京・秋葉原のJR秋葉原駅近くで営業を行っていたJK見学店「アイドル学園すた☆ぷろ」の実質経営者の男(52)を逮捕したと発表。
同課によると、見学店をめぐって同法で摘発するのは全国で初めて。制服姿の女性が売り物のJKビジネスは、当初は本物の女子高生がサービスをしていたが、少女に性的な業務をさせることを禁じる労働基準法などに違反しているとして警察が相次いで摘発。その後JKビジネス店側は、従業員を18歳以上に引き上げて営業を継続。
見学店などはリフレ店と違い、性的サービスをしていないとして風俗営業法での取り締まりが難しかったが、見学店の形態が興行場法で許可が必要な「観せ物」にあたると判断し、興行場法を適用することで今回の摘発に至ったみたい。参照元:セクシーニュース
JKリフレの摘発はこれまでに何度かありましたが(池袋のくりおねの記事に詳しく記述させていただいております)、”見学店”での摘発は全国初ではないでしょうか。
秋葉原近辺のお店は当初から警察に警告を受けていて閉鎖が相次いでいましたが、こちらのアイドル学園すた☆ぷろに限っては唯一営業を続けていたところ今回の摘発に至ったそうです。
これまで摘発が難しいとされていた見学店の摘発に、風俗業界にも激震が走りました。
警察の警告を無視するという行為もいささかおすすめできませんが、こちらも”風営法”以外の法律で取り締まりを受けてしまった例です。
事例3:抜きあり店舗型メンズエステ一斉摘発 経営者ら6人逮捕
東京の秋葉原や神田にある違法個室マッサージ店5店舗が一斉に摘発され、経営者の男ら6人が現行犯逮捕されました。
個室マッサージ店「美恋」の経営者・谷口良夫容疑者(65)ら6人は、今月3日から4日にかけ、風俗店の営業禁止地区で、男性客に対して性的サービスを提供した疑いが持たれています。警視庁によりますと、谷口容疑者の店は3年間で1億円以上を売り上げていたとみられ、取り調べに対し、谷口容疑者は「金もうけをしたかった」と容疑を認めています。
神田地区では、アロマエステ店をうたった違法な個室マッサージ店が増えていて、警視庁が摘発を進めていました。参照元:風俗三面記事
こちらは少し古い2013年の情報です。
近年開業ラッシュが続いている店舗型メンズエステは秋葉原・神田周辺でも賑わいつつあるので、今後も同様事例での摘発はあり得るのではないでしょうか。
メンズエステのお客様の中には「あわよくば……」という方もいらっしゃるようですが、法律順守のためにもセラピストへの対処法や万一に備えての対策は必須です。
風俗店経営者は「風営法」だけ知っていればいいわけではない
以上、近年秋葉原界隈で起こった摘発事例をデリヘル経営コンシェルジュの見解とともにご紹介してまいりましたがいかがでしたか?
事例ごとに見ていると、3件目は完全に風営法の範疇ですが、それ以外の事例は部分的に風営法以外の部分の法律が順守されなかった結果、摘発されているという側面が見られました。
これからオリンピックが開催されるにあたって、東京都内ではさらに当局の目が厳しくなるとデリヘル経営コンシェルジュは考えております。
「風俗店を経営しているんだから、風営法だけとりあえず守っておけば大丈夫♪」
とも限りません。多面的な視点から”法令順守がなされているかどうか”を確認しつつ、健全にお店を経営していきましょう。
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