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2015
12
15 -
デリヘルと一緒に他の業種を開業できますか?
「デリヘルと一緒にちがうお店も開業したい」、そんなオーナー様が増えています。
「デリヘルと一緒に違うお店を開業したいんですけど、それってできますか?」
今回の記事では、最近の物件のお問い合わせの際によくいただくこの質問について、弊社が全力で回答を差し上げたいと考えています。
こちらの問い合わせでオーナー様が「デリヘルと一緒に開業したい」と仰る”他のお店”とは、多くの場合
- ● 店舗型ヌキなしメンズエステ
- ● 交際クラブ
の2種類です。
弊社ではデリヘルももちろんですが、店舗型のメンズエステや交際クラブの開業サポートもさせていただいております。
まず、これら2つの業種をデリヘルと同時に開業することのメリットをそれぞれお伝えいたします。
メンズエステの場合、「店舗型」なので、デリヘルと比べた時に開業当初から黒字化を見込める可能性がとても大きいことがメリットです。
弊社で開業のお手伝いをさせていただいたメンズエステの店舗様が、わずか3日で家賃分を回収してしまった記事にもあるように、初期費用の回収ペースがデリヘルよりも早いため利益を出しやすいのです。
ただしその分、女性やお店の管理のためにお店に常駐しなければいけないという点や、セラピストの在籍人数と部屋数のバランスをうまくとらなければいけない点が難しいとも言えます。
それに対して交際クラブは、利益の回収ペースはメンズエステやデリヘルよりも遅いものの、群を抜いて”利益率がよい”のが魅力です。
交際クラブの開業についての記事で詳しくご説明しておりますが、交際クラブのお仕事は「男性会員と女性会員を引き合わせること」までですから、売り上げに占める経費が事務所の賃料と広告費だけで済みます。
また、労力もあまりかからないので「副業」としてクラブを経営されている方も実際にいらっしゃいます。
さて、それぞれのメリットを解説させていただいたところで本題に戻りますが、これら2つの業種とデリヘルを同時に開業することはできるのでしょうか?
「結論としてはできます…」
まず結論から申し上げますと「可能」ではあります。
ただし事務所物件は、それぞれの業種ごとに別にしましょう。
多くのオーナー様がお考えであろう「同じ事務所で2つの業態を一緒にやる」方法は極めて危険です。
なぜ同じ事務所で違うお店をやるのが危険なの?
先ほどの話の流れを聴いたオーナー様の中には、もしかすると
「同じ事務所でも、デリヘルとメンズエステをしっかり分けるつもりだから特に問題ないんじゃないか」
と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、事務所が同じだと万一警察の内偵・捜査に入られた際に風営法違反の疑いをかけられ、摘発されてしまう可能性があります。
それぞれの具体的な例を出してお話してみましょう。
まず、デリヘルの事務所の物件で店舗型のヌキなしメンズエステを同時に開業していた場合、「デリヘルなのに店舗型の風俗のようにメンズエステで射精させているのではないか」と疑われる可能性があります。
いくら否定したとしてもそこに確固たる”やっていない”という証拠がない以上、厳しく取り調べられるでしょう。
無論取り調べ期間中は営業停止になりますし、万一「実は抜いていた」なんてことがあった場合風営法違反で捕まってしまいます。
デリヘルと交際クラブを同じ物件で開業しているという場合も危険です。
デリヘルのキャストと交際クラブの女性会員を兼任しているという女性がいる場合、その交際クラブは「売春を斡旋するためのセッティング」と疑われかねません。
以上のことから
「デリヘルと他の業種のお店を同時に開業することはできますが、物件・備品・連絡先などすべて違ったものを用意する必要がある」
ということがお分かりいただけたかと思います。
つまり、物件の初期費用の段階でかなりの額の資金投入をしなければいけませんから同時開業はあまり「現実的ではない」という結論に至ります。
- ● それでも同時開業する人っているの?
- ● 同時開業するためにはいくら必要なの?
- ● この記事でデリヘルと他の業種を同時開業するのは無理というのはわかったけど、将来的にはどっちもやりたい。どっちからやるのが正解なの?
このようなご質問がある場合ぜひお気兼ねなくお電話・お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
弊社担当が真剣にご相談にのらせていただきます。
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