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2017
01
26 -
20代女性に“梅毒”増殖中
梅毒は“昔の病気”ではない
菌が脳を犯してしまったり、あるいは鼻がおちてしまったり……そんな症状が歴史的書物にも残されている性病・梅毒。特に江戸時代には猛威を振るい、吉原で働いていた遊女のほとんどが梅毒を経験していたとも言われています。
初期 性器や唇などのしこり、リンパ節の腫れ
2期 全身に赤い発疹(バラ疹)
3期 菌が脳を侵したり、鼻がもげる
4期 体の中枢に至って死亡
という進行が有名な梅毒ですが、セックス、あるいはオーラルセックスで梅毒トレポネーマという細菌が体に入ることで発症。症状は出たり治まったりを繰り返しながら進行します。
この“過去の病気”といわれていた梅毒が今猛威を振るっています。
1万人以上の患者報告があった1967年以降は、治療薬の普及などで減少していた患者数は2011年以降再び増加。2016年にはなんと約40年前の水準に逆戻りしてしまったのです。
感染研が2016年1月~11月の患者の傾向を分析したところ、約3割が女性。さらにその半数が20代と若い世代での増加が目立っています。
風俗が“梅毒復活”の原因のひとつ
なぜこのように若年女性の間で梅毒が広がっているのでしょうか。その理由を2つ婦人科の池袋クリニック医師、稲垣徹訓(てつのり)氏は説明しています。
ひとつめは、若い女性が縁デリや出会い系サイトを使って「年上男性との性交渉」を活発に行うようになったことです。年上の男性、特に50代・60代といった年齢の男性は症状こそ出ていないものの梅毒に感染している可能性は若年層の男性より高いため、知らず知らずのうちに感染しているといわれています。
あとひとつが、デリヘルの増加です。ソープランドやファッションヘルスといった店舗型の風俗であれば女性の出勤と同時に性病検査をさせるといったこともしやすかったのですが、自宅待機もできてしまう派遣型ではなかなか性病感染を徹底できず、その結果知らないうちに女性が梅毒に感染してしまうということです。
ピンチはチャンス
しかし、これを聞いてデリヘルのオーナー様が一喜一憂することはないでしょう。これはつまり裏を返せば「性病検査を徹底して行うことができさえすれば、他店よりもお客様の信頼感を勝ち得ることができる」ということではないでしょうか。さらにいえば、そこさえ徹底できれば“年上男性と個人で会っている素人の女性よりも、風俗嬢の方が安心だ”とも訴求できるのではないでしょうか。
とはいってもデリヘルは本番禁止といえど、素股やフェラなど粘膜同士の接触をするプレイは避けられません。なので
- ● 直接触れ合っている感覚を味わえるようなスキンを着用したプレイを徹底する
- ● 出勤している・していないにかかわらず一定期間のうちに女性の性病検診を義務付ける
などの対策をこのタイミングでとりましょう。
デリヘル経営コンシェルジュでも性病検査キットのご紹介をしておりますので、気になるオーナー様はお問い合わせフォームにて「性病検査キットに興味あり」とお声かけください。
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