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2015
11
17 -
極論、アダルト(風俗)サイトはSEOに不利なのか
結論、「風俗サイト=SEOで不利は嘘。」
先に回答を申し上げる形になりましたが、アダルトサイト・風俗を取り扱っているサイトだからという理由でGoogleがそのサイトの順位を落とすということはありません。
参考記事:共有サーバーであってもアダルトサイトであってもGoogle検索に悪影響を与えることはない
海外SEO情報ブログの鈴木氏が上記の記事でおっしゃっていることは
- ● アダルトサイトだからという理由だけでGoogleが順位を意図的に下げたり、サイトの内容を「スパム」認定することはない
- ● お店が使っている共有サーバー内に、風俗店が多く入っていたとしても「そのサーバーを使っているから」という理由で順位が下がってしまうことはない
- ● アダルトサイトであろうがそうでなかろうが、「不正行為を行わない運営」が重要である
大まかに以上の3点です。
「共有サーバー内のほとんどのサイトが、SEO的な不正行為をしているときは、その共有サーバーの順位を全体的に下落させる」
ということを鈴木氏が引用している記事(英文)にてGoogle社のジョン・ミューラー氏が仰っていますが、ミューラー氏ですら「このようなケースは非常に稀」と本文中で述べているほどですから、基本的に共用サーバーで運営は事足りるでしょう。
ただし、、同じサーバーの中にいるご自身のお店ではないサイトが頻繁にサーバーに負荷をかけていることが原因で
- ● ご自身のサイトページを開くスピードが遅くなってしまっている
- ● よくサーバーが落ちる(503エラーが出る)
場合は、お客様がお店のサイトを見られないことにつながり、それがひいてはお電話の数やお問い合わせの数に影響を及ぼす可能性も大きいので、SEOの観点ではなく「お客様の立場になって考えたうえで」サーバーを変更するのはありだと記事中で鈴木氏は仰っています。
Googleは問題なくても…意外と過酷なアダルトサイトのSEO
GoogleのSEO的な側面から言えば「アダルトサイトだからといってSEOに悪影響は与えることはない」というのが正しい答えですが、実際のところアダルトサイトのSEOには難しい点もあります。
それは、デリヘルなどの風俗店やアダルトサイトの場合
- ● 風俗媒体への広告掲載
- ● SEO
以外のお店のPR手法が制限されています。
PPCなどのクリック課金型広告の多くは「アダルトサイトはお断り」の文言がつきものですし、SNSなどを使った情報拡散を狙うにしても、風俗やアダルトコンテンツを題材にした内容はなかなか話題としては共有されにくいものであることは間違いありません。
したがって
「スパムな方法を使った無理くりな手法でも、上位表示をSEOで実現させよう」
というお店やサイトの運営者が後を絶たないのです。
また、「風俗可能なSEO業者」と謳っている業者側にも問題はあります。
風俗店やアダルトサイトのSEOの仕事を受注できる業者が少ないということをいいことに、スパムまがいの方法を駆使して、闇雲に検索順位を上げようとする業者が業界内で横行しているのも事実です。
そのためGoogleはアダルトサイトや風俗サイト、美容整形やギャンブル・投資のサイトなど、そういった「スパムが起こりやすいと考えられるキーワード」に対しては
ペイデイローンアップデート
という独自のアルゴリズムを適用しています。
「スパムなことをやっているサイトをチェックする」アップデートなので、スパムをしていなければ恐れる必要はありません。
検索順位の変動はたいして起こっていなくても、アダルト関連のキーワードは大きく順位変動しやすい理由はこのアップデートが原因の1つであるといわれています。
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