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2016
03
03 -
他人のお金で開業するときの注意点
これからデリヘルを始めようと考えられている方の中には投資家からお金を借りて行おうと考えている方もいらっしゃると思います。以前の記事で諦めるのは早い!デリヘルの開業資金の調達方法を書きました。
記事のなかでも触れていますが、第三者からお金を調達してはじめている方、はじめたいという相談も受けています。本日はお金を出してくれる方を見つけたときの注意点の話となります。
投資と融資の違いに気を付けよう
第三者からお金を調達するときに気を付けないといけないのは「投資」と「融資」の違いについてです。それぞれ言葉のもつ意味は以下の通りとなります。
投資
1. 利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。「土地に―する」「若いピアニストに―する」 –goo辞書-
辞書に記載されている通り、将来を見込んでお金を出してもらうことをいいます。投資は将来のリターンを見込んで投資家からお金を得る方法になりますので、返済の義務はありません。仮にお店がうまくいかなくて廃業に追い込まれることがあったとしても、お金を返済する必要性はありません。
起業をする際には万が一のことを考える場合もあると思います。その際に返済の必要性がないのは借り手からすると安心材料の1つになるでしょう。ただ、もちろんデメリットもあります。デメリットとしては、難易度の高さです。将来のリターンを見込んでもらいお金を受け取りますので、投資家に「お金を出しても大丈夫だ。」と思って貰わなければなりません。
事業計画はもちろんのこと、経営に関するノウハウや情熱など総合的にアピールすることができなければ難しいでしょう。もう1つは投資を受ける場合であれば経営に関して様々な口だしを受ける可能性があります。
特にデリヘルは開業まもない期間では思うように売り上げが伸び辛い業種です。そのため最初の3ヶ月は長い目でみてもらうようにしなければ、初期の段階から様々な意見を投資家から言われる可能性があります。
思った通りの経営を行いたいのであれば、投資家と初期の段階での取り決めを行って始めるべきでしょう。
融資
2.資金を必要としている人に資金を貸し付けること。おおまかにいえば借金と同義。-会計.com-
投資との大きな違いは事業がうまくいかなかったとしても返済の必要性が発生することです。融資とは借金と同義になりますので注意が必要です。基本的に利息が付きますので元本よりも多く返済する必要性があります。デメリットとしては借りれば借りるほど返済しなければならない金額も大きくなることです。
メリットとしては投資よりも多額の資金を調達しやすいことです。「あくまでも貸す行為なので、返済してもらえるなら多めに渡しても良い。」と考える場合が多いからです。また、あくまでもお金を借りている形になるので経営に口を出されにくいことが挙げられます。
結論:投資なのか融資なのかハッキリさせておきましょう
第三者からお金を出してもらう際には「投資と融資の違い」をハッキリさせましょう。「投資だと思っていたら融資だった。」なんてことになる可能性もありますので、お金を出してもらう際には注意が必要です。
どちらにもメリットとデメリットがありますので現在の状況と照らし合わせて、投資と融資のどちらが必要なのか決めましょう。
また、第三者とは借用書を取り交わすことになると思いますが、そこに記載されている文言にも注意してみるようにしてください。自己資金で始めるのではなく、第三者からお金を出してもらい開業を行うので出資者とのトラブルが起きるケースも0ではありません。
実際にあった事例としては投資ではなく融資だと出資者がいいはり、お金の返却を求められたケースがあります。投資なのか融資なのかは事前に借用書に記載しますので、内容をよく確認してからサインしましょう。文言がおかしいと少しでも思われたらサインはせずに文言の変更について話合いをすることをオススメします。
他にもよくあるトラブルとしては返済期間についての認識の誤りがあります。返済期間を1年としているのか、2年としているのかについても借用書にかいてお互いの認識に相違がないようにしましょう。
上記のようなトラブルは実際に起きていることですので、総合的に判断した上でお金を借りるようにするのが望ましいでしょう。
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